心の不調を解消して自分らしく生きる!自分らしい人生へのロードマップ
「なぜ自分らしく生きられないのか」
「どうしてありのままの自分でいられないのか」
私自身も未だこのように思う事が時々あります。
この原因を理解し解決の糸口を見つけることで、
誰もが心豊かで自分らしい人生を歩むことができると思っています。
日常の出来事をただの問題として捉えるのではなく、
自分自身を見つめ直す機会として活用することで、
深いレベルでの自己理解が可能になります。
なぜ不快な感情は生まれる?その原因とメカニズム
日常生活の中で、不快な感情を抱くことがあります。
例えば悲しい、悔しい、寂しい、怖い、嫌い、がっかり…。
このような感情は、「自分には何かが足りない」という思いから生まれます。
感情そのものに良い悪いはありませんが、
その不快感を避けようとする反応を無意識に行っています。
なぜ不快感を避けるのか?
その理由は心の器が小さいからです。
普段から感情を頭で処理しがちで、感情を受け止める力が不足しているため、
不快感を受け取る余裕がないのです。
結果として不快感を避けたいという目的が生じ、
それに応じて「外景」が目の前に現れる仕組みが動き始めます。
目の前の出来事の裏に隠された真実:気づきのチャンスを掴む方法
不快感を避けるために周囲では次のような出来事が起こります。
- 職場や家庭、恋人関係のトラブル
- 忙しさに追われる生活
- 他人との小競り合いや復讐心
- 健康問題や体型への不満
- フェイクニュースや陰謀論への陶酔
これらの出来事は元々抱いていた不快感から意識をそらし、
感じなくて済むようにするために自然に用意されるものです。
例えば「他人にバカにされた」「理不尽な要求をされた」などという出来事が起こると、
それに対処することで元々の不快感を感じる暇がなくなります。
さらに周囲の出来事が落ち着いても、
頭の中では過去の後悔や未来への不安が巡り続けます。
この内心の忙しさも不快感を避けるための一種の手段と言えるでしょう。
不快な感情が消えない理由とは?心のパターンを解き明かす
自分の外景で起こる出来事に隠れたメリットがあることを自覚していません。
例えば「今ある問題を解決できれば上手くいく」とか、
「今以上の生活ができれば満足だ」と思い込んでいます。
しかしこれらの問題が解消されても心は満たされるどころか、
虚しさや寂しさを感じ、さらには自ら不満を求めて行動することが多いです。
なぜなら本当に求めているものは外景問題の解消ではなく、
自心の内景で何か大切な感情を受け取ることだからです。
自分の心と向き合う力!内面の声を聞くことの大切さ
ここまででお気づきの方もいると思いますが、
外景で見聞きしているもの、
それは実は自分の内景で起こっている自心の反映です。
要するに共鏡という事になります。
例えば他人から嫌な思いをさせられる出来事が起きたとします。
それは実は自分が自分に対して同じことをしていることの現れです。
外側の小競り合いや不満は、
自分が自心に悲しみや苦しみや寂しさを与えている証拠なのです。
不快な出来事に直面する理由は他人や周囲の環境が原因ではなく、
自分自身が自分の内心にある感情を無視してきたからです。
自心はこの感情に共感してほしい叫んでいますが、
聞く耳を持たない自分には聞こえてきません。
不快感を受け入れる力!心の器を育てるための実践法
自分らしく生きる第一歩は、
『不快な感情を避けるのではなく受諾する』ことです。
今の感情そのものには善し悪しはありません。
その感情をそのまま受諾することで、
「やっと自分を受け入れてくれた」という内心の満足感が得られます。
以下のステップを参考にしてください。
- まずは今の感情に相対する
普段の生活で感じる「嫌い」「不快」といった感情と相対してみましょう。 - その感情をありのままじっくり味わう
感情に良い悪いをつけず「こう感じているんだな」と受け入れます。 - 自心の器を少しずつ広げる
感情に向き合うこと続けると自心の器が徐々に広がり、イライラしなくなったり他人のことが気にならなくなったりします。
感情を受諾することに慣れていない場合、無理に対峙する必要はありません。
できないときは避けても構いません。
不快感を避けるのは自分を守るための人間の持つ自然な反応です。
無理なくできる範囲で少しずつ取り組むことが大切です。
また感情を感じる際、他人や出来事を罵ったり責める形で向き合うと、
それは純粋に感情を受け取ることにはなりません。
決して無理をせず、自分ができる範囲で少しずつ実践してください。
自分らしさを手に入れる最終ステップ~自由に生きるための心の変革
感情に相対して心の器が広がると、自分と自心の関係が深まります。
そして自分の特徴や心の癖を否定せず、
そのまま受諾することができるようになります。
最終的には自分を完全に受諾して、
自分の特徴を生かして生活や人間関係に活用することで、
自分らしい生き方が自然に実現します。
目の前に現れた不快感に相対し自心と仲良くなることが、
生きていく上での安心感と充実感を得るための鍵になると思います。
ご参考までに。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。