上手くやろうと考えてやる程、失敗がついてくる仕組み
日常生活の中で、「努力した分だけ結果がついてくる」と信じている人が多数派です。
しかしながら、人間は結果を直接コントロールすることはできないとされています。
この記事では、幸せな人生を送るために行き着いた、
私の基本的な考え方をお伝えします。
人が担当するのは「動機」、結果はその時必要なものが用意される
まず大切なのは、「人間ができるのは動機を決めることだけ」という点です。
何かを始めるとき、「なぜそれをやりたいのか」という動機を抱きます。
例えば、就職する理由が「お金のため」だったり、
「やりたい仕事だから」だったりするのも、動機があるからです。
しかし、どんなに努力をしても、結果は思い通りにはなりません。
「こうなりたい」と純粋な動機を持って行動を起こすと、
その動機に応じた出来事を自動的に用意してくれます。
「望ましくない結果」も自分が用意したもの
では、もし望ましくない結果が出た場合はどうすればよいのでしょうか?
その時は、自分の動機をもう一度見直してみることが重要です。
最初に抱いた『動機』に基づいて『結果』を用意してくれます。
たとえその結果が期待外れであったとしても、
実はその体験を通じて何かを感じたり学んだりすることが、
動機の本質に繋がっている場合があります。
動機の「純粋さ」が結果に影響する
動機には「純粋な動機」と「不純な動機」の2種類があります。
純粋な動機とは、「結果に関係なくやりたい」と湧き上がる思いに基づくものです。
不純な動機は、例えば「相手から感謝されたい」「良い評価を得たい」といった、
結果を過度に期待するものです。
このような不純な動機は、失望を招きやすくなります。
さらに言うと、不安や恐怖を原動力にして行動することも不純な動機の一つとなります。
「未来が不安だから」「失敗したくないから」と行動すると、
その強い不安に応じた出来事が用意されることがあります。
つまり安心したいと強く思うほど、不安を経験する機会が増えるのです。
身を純粋な思いに委ねて生きる
未来の出来事や他人の行動を自分の都合の良いように動かそうとすることはできません。
私たちができるのは、自分の心と向き合い、純粋な動機を持つことだけです。
そして、たとえ望ましくない結果が訪れたとしても、それもまた学びの機会だと受け入れることが大切です。
このような考え方が、より幸せで満たされた人生を生きるための鍵となるのです。
幸せな人生を送るには、「結果」に執着せず、
自分が「なぜそれをしたいのか」という動機を見つめることが重要です。
純粋な動機に基づいて行動すれば、その動機に応じた出来事を用意してくれます。
毎時与えられる出来事を素直に受け入れることで、人生はより豊かなものになるでしょう。